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これを裏付けるように、訃報には「金日成大元帥と金正日元帥は故人の功績を高く評価し、尊名時計表彰、金正日賞、国家勲章第1級(2回)、労力勲章、共和国創立記念勲章(2回)、国旗勲章第2級(2回)、国旗勲章第3級をはじめとする国家殊勲の栄誉を与えられた」と紹介されている。「英雄」と表現して差し支えない経歴と言えるだろう。

だが、これほどの功労者である黄氏の葬儀に、許宗萬(ホ・ジョンマン)議長をはじめとする朝鮮総連幹部の姿はなかったという。朝鮮総連の関係者が語る。

「黄会長が亡くなったと聞いた朝鮮総連は、韓徳銖(ハン・ドクス)元議長や徐萬述(ソ・マンスル)前議長と同じく『総連葬』として葬儀を行うつもりでしたが、遺族から拒否されたそうです。朝鮮総連は平壌にある愛国烈士陵への埋葬も持ちかけましたが、遺族からそれも拒否され、葬儀への参加も断られたと聞きます。