北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは3日、「国の自主権と民族の生存権を守るためにやむを得ず、核抑止力を備える方向に進まざるを得なかった」と核開発を正当化する談話を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

スポークスマンは、「核兵器と核戦争装備を大々的に引き込んで南朝鮮を世界最大の核火薬庫に作ったのも米国であり、われわれを核先制打撃対象に規定し、われわれに前代未聞の核脅威と恐喝をこととしたのも米国である」と指摘。

また、「朴槿恵一味は米国上司との北侵合同軍事演習をヒステリックに行うことにも満足せず、南朝鮮に米国の核戦争の怪物である『THAAD』を引き込むことにし、はては北侵先制攻撃計画まで作成し、その実行に狂奔することによって、朝鮮半島の情勢を核戦争の瀬戸際へ追い込んでいる」と糾弾した。

さらに、「南朝鮮に引き込んだ核兵器からすべて公開、撤廃し、世界の前で検証を受ける南の非核化から先行すべきである。また、朝鮮半島とその周辺に核打撃手段を引き込んで行う各種の北侵核戦争演習を取り止め、南朝鮮から米帝侵略軍を撤退し、わが共和国を核で脅かさないということを確約すべきである」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮平和擁護全国民族委代弁人 米国と南朝鮮かいらいは朝鮮半島の核問題を生じさせた罪悪から深刻に反省すべきだ

【平壌2月3日発朝鮮中央通信】朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは、米国が南朝鮮に核兵器を引き込んでそれを公開した時から59年になったことに関連して3日、談話を発表した。

スポークスマンは、各種の核兵器と核戦争装備を大々的に引き込んで南朝鮮を世界最大の核火薬庫に作ったのも米国であり、われわれを核先制打撃対象に規定し、われわれに前代未聞の核脅威と恐喝をこととしたのも米国であると糾弾した。

南朝鮮の歴代親米保守一味は、米国が核兵器を南朝鮮に公然と展開することに積極的に加担したばかりでなく、この地に核惨禍を浴せる北侵核戦争策動にも狂奔してきたと暴露した。

特に、朴槿恵一味は米国上司との北侵合同軍事演習をヒステリックに行うことにも満足せず、南朝鮮に米国の核戦争の怪物である「THAAD」を引き込むことにし、はては北侵先制攻撃計画まで作成し、その実行に狂奔することによって、朝鮮半島の情勢を核戦争の瀬戸際へ追い込んでいると糾弾した。

われわれは、米国とかいらい一味の無分別な核脅威と恐喝に立ち向かって国の自主権と民族の生存権を守るためにやむを得ず、核抑止力を備える方向に進まざるを得なかったと明らかにした。

スポークスマンは、朝鮮半島の核問題を生じさせ、われわれを核で脅かしてきた米国とかいらい一味が自分らの罪悪に対しては知らぬ顔をし、かえってわれわれの自衛的核抑止力の強化措置に言い掛かりをつけるのは盗人猛々しい破廉恥な行為だとし、次のように強調した。

米国とかいらい一味は誰それの「核脅威」をうんぬんする前に、南朝鮮に核兵器を引き込み、北侵核戦争策動に狂奔してきた自分らの罪悪から深刻に反省すべきである。

再度、厳かに宣言する。

米国とかいらい一味はとんでもない「北の核脅威」と「挑発」をけん伝して一方的な「北の非核化」を唱えず、南朝鮮に引き込んだ核兵器からすべて公開、撤廃し、世界の前で検証を受ける南の非核化から先行すべきである。

また、朝鮮半島とその周辺に核打撃手段を引き込んで行う各種の北侵核戦争演習を取り止め、南朝鮮から米帝侵略軍を撤退し、わが共和国を核で脅かさないということを確約すべきである。

もし、米国とその追随勢力がわれわれの重なる警告にも関わらずわれわれに対する核の脅威と脅迫が続く限り、また、われわれの門前で定例のベールをかぶった戦争演習騒動をやめない限り、われわれはアジアの核強国、堂々たる軍事大国として見せられるすべての出来事的な行動措置を多段に見せながら核戦力を中枢とするわれわれの自衛的国防力と先制攻撃能力をいっそう強化していくであろう。

米国とかいらい一味は、誰を相手取っており、大勢がどう流れているのかを直視し、今からでも分別のある行動を取るべきである。

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