昨年、北朝鮮と中国の間で始まった国際小荷物サービスの利用が低迷している。料金も安く便利なのだが、とんでもない代償を払わされることが判明したからだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
このサービスは、北京と平壌を結ぶ国際列車で荷物を運ぶというもので、日本にもかつて存在した「小荷物切符(チッキ)」「レールゴー・サービス」などと同じだ。料金は重量1キロあたり3元(約50円)と格安である。
ところが、出張で中国を頻繁に訪れる平壌在住の華僑、リュウさんは「このサービスを利用して平壌に住む両親にプレゼントを贈りたいが、使う気になれない」とし、その理由を次のように述べた。