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これを見た兵士Bは激昂し、その場で副小隊長を射殺。Bは、銃声を聞いて駆けつけてきた小隊長と兵士6人も射殺したという。結局、この小隊で生き残ったのはAとBの2人だけだった。2人は平壌の国家保衛省の本部に連行された。情報筋は「両江道の司法機関が箝口令を敷いているため、これ以上の詳しい経緯はわからない」としている。

この部隊は、保衛省傘下の両江道安全保衛局直属の独立小隊で、小隊長と政治指導員兼副小隊長、7人の兵士からなる。保衛省の事情に詳しい別の情報筋は、昨年入隊したばかりの兵士AとBが、上官から頻繁に暴力を振るわれていたことが事件の背景にあると見ている。