北朝鮮の秘密警察の部隊内で銃乱射事件が発生したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。中朝国境の税関の警備を担当する部隊内で起きた銃乱射事件により、小隊長や兵士7人が死亡したという。一体なにが起きているのか。

女子大生さえ拷問

秘密警察、国家保衛省(前国家安全保衛部、以下:保衛省)は、金正恩独裁政権を陰で支える要の機関だ。国民の一挙手一投足を監視し、強制収容所も運営する。保衛省が運営する収容所で常態化している人権侵害は、ナチス・ドイツがアウシュビッツ強制収容所で行ったユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)に匹敵すると言っても過言ではない。

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保衛省の建前はあくまでも反体制的な動きの取り締まりや治安維持が、北朝鮮自体が貧乏国家であるがために予算は少なく、逆に国家に上納金を納める義務がある。