北朝鮮の労働新聞は5日、「(南北の)軍事衝突と戦争危険を解消するための積極的な対策を立てなければならない」とする論説を掲載。朝鮮中央通信が同日、報じた。

論説は「共和国は過去にもそうであったが、今後も朝鮮半島の平和と民族の安全を守るために積極的に努力する」と強調。

また、「わが共和国に反対する米国の核恐喝と脅威が日を追って重大になる事態の下でも朝鮮半島で核戦争が起こっていないのは、全的にわれわれに強力かつ威力ある核抑止力があるからである」と指摘した。

さらに、「南朝鮮のかいらい当局は米国の『北の核脅威』のほらをオウムのように唱えながら上司と結託して北侵戦争挑発策動に血眼になって狂奔している」としながら米韓を非難した。

そのうえで、「南朝鮮で同族を狙った武力増強策動と戦争演習騒動が終息するなら、軍事的衝突と戦争危険の根源がなくなり、北南関係の改善の重大な突破口が開かれるであろう」と主張した。

朝鮮中央通信が発表した論説の日本語抄訳の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 北南間の軍事的衝突と戦争危険を解消すべきだ

【平壌1月5日発朝鮮中央通信】5日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、わが同胞を戦争の危機から救い、北南関係の改善と祖国統一の新たな突破口を開くためには、北南間の鋭い軍事衝突と戦争危険を解消するための積極的な対策を立てなければならないと主張した。

論説は、民族同士が互いに争うことなく、同胞の安寧と国の平和を守ろうとするのは共和国の終始一貫した立場であり、意志であると明らかにし、共和国は過去にもそうであったが、今後も朝鮮半島の平和と民族の安全を守るために積極的に努力すると強調した。

また、こんにち、朝鮮半島は米国の侵略的な対アジア支配戦略と無分別な戦争挑発策動によって世界最大のホットスポット、核戦争の発祥地となったとし、次のように指摘した。

わが共和国に反対する米国の核恐喝と脅威が日を追って重大になる事態の下でも朝鮮半島で核戦争が起こっていないのは、全的にわれわれに強力かつ威力ある核抑止力があるからである。

にもかかわらず、南朝鮮のかいらい当局は米国の「北の核脅威」のほらをオウムのように唱えながら上司と結託して北侵戦争挑発策動に血眼になって狂奔している。

相手を脅かす武力増強と戦争演習騒動は朝鮮半島の情勢を極度に激化させ、北南関係の改善に重大な障害をきたす主な要因である。

南朝鮮で同族を狙った武力増強策動と戦争演習騒動が終息するなら、軍事的衝突と戦争危険の根源がなくなり、北南関係の改善の重大な突破口が開かれるであろう。

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