北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は31日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が22日の国会外交統一委員会で「北の挑発や欺瞞(ぎまん)的な対話攻勢などを念頭に置き、断固たる対応態勢を維持していく」と述べたことなどに対し、「愚かな醜態」であると非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、韓国の国政と外交は抜き差しならぬ窮地に陥っており、韓国政府は「そこからの活路を同族対決策動の強化に見い出して必死になってあがいている」と指摘。そのような「妄動は自分らの終えんの時刻を早めるだけ」などと述べている。