国境を流れる鴨緑江の川岸で、観光客向けに朝鮮の伝統衣装のレンタル業を営んでいる50歳男性。他の丹東市民同様に、北朝鮮関連のニュースには非常に敏感になっている。
「新たな制裁のニュースを見た。石炭を積んで北朝鮮からやってくるトラックはさらに減りそうだが、他の物資には影響はないだろう。北朝鮮の人も生きていかなければならないのだから」
丹東のビジネスマンは記者の取材に、北朝鮮からの石炭を輸入している業者は大打撃を受けており、中には廃業に追い込まれているところもあると述べつつも、「いらいらがつのり、他のことを考える余裕がない」とインタビューには応じなかった。
「新制裁は北朝鮮に大きな痛手」
延辺大学国際政治研究所の金強一所長は次のように述べた。