「北朝鮮と鉱業、金融分野で取引を行ってきた丹東の中国企業は、今年3月以降損害をこうむっている。新たな制裁は、経済を石炭の輸出に頼っている北朝鮮に大きな痛手となるだろう」
減っているのは、貿易だけではない。北朝鮮当局が中国の工場などに派遣していた労働者の数も大幅に減少している。
遼寧社会科学院辺境研究所の吕超所長によると、丹東で働く北朝鮮労働者の数が減少しているとし、2014年には2万人だったが、今では1万5000人まで減った。
ちなみに、グローバル・タイムズの中国語版に当たる環球時報、地元の丹東日報を含む他の中国メディアは、この件について報じていない。