今も、韓国の朝鮮大学の社会福祉学科の2部に通っており、条件が許せば4年制の看護大学に通いたいと考えている。准看護師ではなく、看護師になりたいからだ。月の収入は200万ウォン(約19万6000円)に満たない。家は狭苦しい11坪の永久賃貸マンションだが、看護師になる夢に向けて頑張っている。
(2)イ・ヨンヒさん(仮名、46歳、女性)のケース。
2006年に一人で脱北し、木浦市で一人で暮らしていたが、2010年に結婚した。夫と共に始めたリサイクルビジネスが成功し、年収は9000万ウォン(約882万円)、145平米のマンションで暮らしている。北朝鮮にいた頃は考えられなかったような人生を歩んでいるが、北朝鮮に残してきた姉、兄、弟のことが気がかりだ。いつかは韓国に連れてきたいと考えてくる。
(3)イさん(47歳、女性)のケース
娘とともに脱北し、タイを経て韓国に到着したが、その喜びは長く続かなかった。
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