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韓国での暮らしに慣れないことによるストレスと、貧困生活で、北朝鮮にいた頃に患っていた肝硬変が悪化、肝臓がん末期の診断を受けた。

あちこちを駆けずり回り、手術費4000万ウォン(約392万円)を工面した。800万ウォン(約78万円)は南北ハナ財団から支援を受けたが、残りは自費だ。4時間の手術を受け、肝臓移植は成功したが、後遺症で仕事ができなくなった。

娘はソウルの名門大学に合格した。娘が結婚するまでは面倒を見るつもりだったが、それも難しくなり、不安だらけの日々を送っている。