ホン弁護士によると、難民資格を得ていない脱北者のうち、不法移民はごく少数で、ほとんどが難民申請の審査期間中の人だ。その期間中は、合法的な滞在が認められている。
しかし、難民資格を得た人との格差そのものが、人々を不安にする。難民資格を得た人は、半年間にわたり毎月数百ドルの生活支援金や、フードクーポンを受け取ることができる。また、1年経てば永住権が、5年経てば市民権が取得できる。
ホン弁護士とジュディ・ウッド弁護士は、数年待っても審査が終わらず、法的に不安定な立場に立たされている脱北者のために、議会に数千回嘆願書を出し、デモも行っている。