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40代の脱北女性であるハンさんは、息子を北朝鮮に残したまま脱北した。2012年に韓国に入国したが、その後米国に渡り、不法移民の状態で4年間暮らしてきた。夫は、正式に難民資格を得た脱北者だ。

ハンさんは、夫が今年米国市民権を取得する予定で、それにより自分の法的地位の問題も解決していたが、トランプ氏の当選で不安に駆られているという。

「トランプ氏が大統領になって、不法移民を追い出すと言い続けているので、戸惑っている。もし夫が市民権を得る前に、自分が追放されたら、また家族が生き別れになってしまう」(ハンさん)

別の40代の脱北男性は、一度は韓国に入国したものの、米国にやって来た。