ところがこれに対して、保守プロテスタントが「法案絶対阻止」を掲げ、攻勢に乗り出した。法案に「性的指向による差別禁止」が含まれていたからだ。国会には10万件を超える反対意見が寄せられ、結局廃案となってしまった。
韓国では、差別禁止法の制定を求める動きが改めて活発になりつつあるが、それに合わせて、保守プロテスタントは、ホモフォビア(同性愛差別)を丸出しにして、反対運動を進めている。
ネットニュースサイト「アジアトゥデイ」によると、韓国キリスト教連合は「米国の同性婚合法化の過程と、韓国教会に示唆するところ」と題した討論会を先月2日にソウルで開催した。