北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は1日、国連安保理で30日に新たな北朝鮮制裁決議が採択されたことに対して「米国に操られる国連安保理が自分の権能を脱して共和国の自衛権を否定したもう一度の越権行為、主権侵害行為として、われわれはこれを強く糾弾し、全面排撃する」と主張する談話を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

談話は、「9月にわれわれが成功裏に行った核弾頭爆発実験はわが国家の自衛的権利行使に悪らつに言い掛かりをつける米国をはじめとする敵対勢力の核脅威と制裁騒動に対する実際的な対応措置の一環」としながら「敵がわれわれに手出しするなら、われわれも対応して打撃する準備ができているというわが軍隊と人民の超強硬意志の誇示である」と強調した。

そのうえで、「われわれの自主権と生存権、発展権を全面否定した今回の『制裁決議』のつくり上げは、われわれのより強力な自衛的対応措置を招くことになるであろう」と警告した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人、共和国の核弾頭爆発実験に言い掛かりをつける「制裁決議」をつくり上げた国連安保理を糾弾

【平壌12月1日発朝鮮中央通信】国連安保理が9月に行われた朝鮮の核弾頭爆発実験に言い掛かりをつける「制裁決議」をつくり上げた。

朝鮮外務省のスポークスマンは1日に発表した談話で、これは米国に操られる国連安保理が自分の権能を脱して共和国の自衛権を否定したもう一度の越権行為、主権侵害行為として、われわれはこれを強く糾弾し、全面排撃すると明らかにした。

談話は、9月にわれわれが成功裏に行った核弾頭爆発実験はわが国家の自衛的権利行使に悪らつに言い掛かりをつける米国をはじめとする敵対勢力の核脅威と制裁騒動に対する実際的な対応措置の一環として、敵がわれわれに手出しするなら、われわれも対応して打撃する準備ができているというわが軍隊と人民の超強硬意志の誇示であると主張した。

また、今まで各常任理事国を含む多くの国が核実験とロケットの打ち上げを数千回も行ったが、国連安保理がそれを禁止したことはたった一度もなかったと暴いた。

そして、オバマとその手先などが卑劣な制裁・圧迫でわが国家の核武装路線を放棄するようにしたり、核強国の地位を崩すことができると思うなら、それよりひどい誤算はないとし、次のように指摘した。

われわれは、そのような者とはいかなる相手もせず、われわれが選択した正義の道へより力強く進むであろう。

われわれの自主権と生存権、発展権を全面否定した今回の「制裁決議」のつくり上げは、われわれのより強力な自衛的対応措置を招くことになるであろう。

制裁は必ず緊張激化だけを招くことになり、朝鮮半島と地域の情勢が統制不能の状態に陥る場合、その責任は「制裁決議」つくり上げの主謀者である米国が全的に負うことになるであろう。

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