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北朝鮮で薬物汚染が広範囲にわたり、住民の30%以上が薬物を使用しているとの分析が出ている。

北朝鮮の人権実態を調査する「北韓人権情報センター」(NKDB)が、北朝鮮の薬物問題を解決するために設立した「北朝鮮麻薬類監視機構」のイ・グァンヒョン研究員は1日、ソウルの韓国プレスセンターで開催された「北朝鮮麻薬類問題セミナー」の発表文でこのような実態を明らかにした。

イ研究員は、脱北者との聞き取りを通じて、北朝鮮住民の薬物汚染の実態を調査。その結果「北朝鮮住民にとって薬物は『日常』『文化』になってしまった。誰でも薬物に簡単にアクセスできる構造的環境が明らかになっている」と分析した。