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理由は「当局の取締り」のためだ。例えば、卸し業者が取締りにあった場合、損するのはキム氏である。なぜなら、卸し業者は通常、品物をさばき終わった後にキム氏に代金を入金するからだ。途中で品物を没収されると代金が回収できず、キム氏は中国側に「払い損」となる。この時、一時的に「トンテコ」に資金を借りていたら大損となる。

さらに、「2014年頃からはこれまで密輸の取締りに関わってこなかった、国家安全保衛部(以下、保衛部)の連中が近づいてきた」とキム氏は明かす。「彼らは逮捕をちらつかせ、露骨に現金を要求してきた」という。泣く子も黙る秘密警察の保衛部ににらまれたら、逃れるのは容易ではない。最近では、ある女子大生が海外ドラマのファイルを保有していた容疑で逮捕され、凄惨な拷問を受けた事例もある。

(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

北朝鮮では金儲けをしようと思うと、何かしらの違法行為を犯すことになる。