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密輸業者の存在は公然の秘密のため、特に当局の標的になりやすい。ただでさえ、密輸を行うために地元の保安部(警察)と国境警備隊(軍)にワイロをばらまいていたのに、商売の足しにならない保衛部まで金をせびりはじめたら、ひとたまりもない。このためキム氏は結局、密輸の仕事をあきらめ北朝鮮を脱出した。

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キム氏によると「これまで北朝鮮に流した『ノートテル』は優に2万台を超える」という。