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国営事業所の好調ぶりは「金正恩元帥様の温かいご配慮によるもの」などと宣伝に利用できる。また、平壌市内のタワーマンション団地「黎明(リョミョン)通り」の建設工事で大量に必要となる砂をこの事業所に任せておけば、確保できるからだ。

さらに事業所は新たなビジネスにも進出した。それは名義貸しだ。トンジュが海外から輸入した大型船に、名義と権限を貸し与える。じっとしていても利益の3割が手数料として転がり込んでくるので、まさに「濡れ手に粟」だ。

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