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同年、母・陸英修(ユク・ヨンス)女史が朴正煕大統領暗殺をねらった銃弾を受けて死亡し、「ファーストレディー」の役割を担っていた朴槿恵氏の心のよりどころとなり、利権をむさぼった。

当時の中央情報部(現・国家情報院)の資料には前科44犯と記録されている崔太敏氏の5女が崔順実氏だ。

朴槿恵氏は、父が暗殺された後の1980年から、母・陸英修氏が設立した「育英財団」の理事長を務めた。その時期、崔氏は朴槿恵氏の近くで幼稚園の運営などの仕事をしていたことが知られている。

朴槿恵氏の幼児性

父・崔太敏氏は利権まみれのインチキ宗教家であったが、その血筋を受け継いだ崔順実氏は朴槿恵氏の唯一ともいえる心を許せる存在であるという。