北朝鮮最大のウラン鉱山が枯渇しかかっているのではないか、という脱北者の証言が飛び出した。
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、黄海北道(ファンヘブクト)平山(ピョンサン)のウラン鉱山の企業所で5年間働いた経験を持つ脱北者のキム・ヘスン(仮名)さんが、ソウルで行った記者会見で次のように証言した。
「平山のウランは、30年以上採掘を続けたため、ほぼ枯渇した状態だ。近所の別の採掘場に移転するという話を聞いた」(キムさん)
一方、企業所では3ヶ月おきに健康診断を受けるが、放射性物質による健康被害は意外と多くなかったと証言する。