対北朝鮮情報筋がRFAに語ったところによると、投入された人員は10万人どころか、会寧市だけでも13万人に及ぶという。
情報筋によると、人民武力省は内部命令を発し、水害3〜4日後に13万人の兵士を現地に派遣した。人口が14万人に過ぎない会寧に13万人もの人員が送り込まれたのは、歴史上類を見ないものだ。
彼らは復旧作業に当たる一方で、国境警備も行っている。会寧には仁渓(インゲ)大隊と遊仙(ユソン)大隊の2つの国境警備隊が駐屯していたが、基地全体が洪水に流され、隊員の遺体すら見つかっていない。このような状況で、当局は住民が大量に脱北することを恐れていた。
そのため、13万人のうちの一部を国境警備に当たらせ、破損した国境警備施設の再建、補修にも当たらせている。
略奪が横行
兵士の大量投入は、功を奏したようだ。咸鏡北道出身の脱北者は次のように語った。
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