民間航空機の飛行情報をリアルタイムで表示するサイト「フライトレーダー24」によると、平壌とウラジオストクを結ぶJS271便と272便は毎週月、金に運航するスケジュールとなっているが、10月に入ってからは金曜日だけの運航となっていた。月曜日の運航が復活したのは今月24日からだ。
ウラジオストク線の減便は、事故を起こした機体が、何らかの理由で高頻度の運航に耐えられない状況になっていることを示唆している。
同機は1993年製の老朽機であるため、頻繁なメンテナンスが必要となるが、経済制裁や外貨不足に部品などの輸入に影響が出て、十分なメンテナンスができていない可能性もある。さらに中国民航局は、高麗航空の機体メンテナンスに問題があることを指摘している。