今年8月末、北朝鮮北東部を襲った台風10号(ライオンロック)。鴨緑江を挟んで北朝鮮と向かい合う中国吉林省延辺朝鮮族自治州では、幸いにして人的被害はなかったが、多数の住宅が浸水し、田畑や道路、橋梁が流されるなどの甚大な被害が発生した。

それから1ヶ月半、中国側では、復旧がほぼ完了した状態だが、川向うの北朝鮮では未だに廃墟がそのままの状態になっている。それを見た中国人からは「金正恩が悪い」と非難する声が上がっていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

吉林省図們市の朝鮮族の情報筋によると、中国では、人民解放軍の兵士のみならず、水害発生直後にボランティアグループが作られ、地元の延辺のみならず、瀋陽、長春など東北地方の各地から朝鮮族が集まり、1ヶ月に渡って被災地の復旧に当たった。

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