北朝鮮の労働新聞は3日、署名入りの論評で「封鎖の網を締め付けるからといって核を放棄し、並進の道を変えるということは天が崩れ落ちてもあり得ない」と主張した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論評は「われわれは決して、米国のように人類を害する暴悪の核を持つために核保有国になったのではない」と主張した。

さらに「世界政治の流れを牛耳る幾つかの強大国の隊列に入るために核を持ったのでもない。米国の増大する核脅威・恐喝、極悪な封鎖の中で国の自主権を守って、人民の生存権のために核保有の道に出た」と核保有を正当化した。

そのうえで「世界は、最も正義で最も強力な人民の核を握りしめたチュチェ朝鮮がわが惑星のあらゆる不義を燃やし、強権と専横を手なずけて、いかに民族繁栄の億万年の未来を培って行くのかを胸がすっきりするほど見ることになるであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 核は朝鮮人民の選択、民族復興の保証

【平壌10月3日発 朝鮮中央通信】3日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、国の自主権も、貴重な平和も核戦力を中枢とする自衛的国防力によって守り、その威力で民族繁栄の新時代を切り開こうとするのは朝鮮人民の確固たる信念、鉄の意志であると強調した。

論評は、数十年にわたる制裁と封鎖の中で自分の運命を守って自分の力を育んできたわれわれが敵が言い散らす単なるたわごとに驚いて、そして封鎖の網を締め付けるからといって核を放棄し、並進の道を変えるということは天が崩れ落ちてもあり得ないと主張した。

また、人類に核惨禍を浴せかけた唯一の核戦犯であり、核の恐喝で無この人民を不幸と苦痛の中に追い込む悪の帝国が朝鮮の核放棄についてうんぬんするのは、21世紀の悲劇、わが惑星の恥であるとし、次のように指摘した。 われわれは決して、米国のように人類を害する暴悪の核を持つために核保有国になったのではない。

また、世界政治の流れを牛耳る幾つかの強大国の隊列に入るために核を持ったのでもない。

米国の増大する核脅威・恐喝、極悪な封鎖の中で国の自主権を守って、人民の生存権のために核保有の道に出た。

核は、わが人民の選択である。

屈辱によって得た繁栄、自主権が蹂躙(じゅうりん)された平和は決して、われわれが願うものではない。

わが人民は、敵が強要する核災難を防ぎ、民族の限りない繁栄のためにチュチェの核を自分の生存権として受け入れた。

朝鮮の核は、民族復興の保証である。

核の霊剣を鋭く研ぎ澄ませるほど、われわれの尊厳が高まり、われわれの威力は百倍になる。

偉大な並進路線の申し子である朝鮮の核は、白昼強盗さながらの米帝がやたらに振り回す核の棍(こん)棒を無慈悲に打ち下ろして不正義が二度とはびこらないようにするであろう。

世界は、最も正義で最も強力な人民の核を握りしめたチュチェ朝鮮がわが惑星のあらゆる不義を燃やし、強権と専横を手なずけて、いかに民族繁栄の億万年の未来を培って行くのかを胸がすっきりするほど見ることになるであろう。

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