北朝鮮の金正恩党委員長は、大同江注射器工場を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が24日、報じた。

大同江注射器工場を現地指導した金正恩氏(2016年9月24日付労働新聞より)
大同江注射器工場を現地指導した金正恩氏(2016年9月24日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は工場を見て回り「工場では生産を高い水準で正常化するだけでなく、製品の質を徹底的に保証し、注射器の多種化を実現するための闘争を力強く展開しなければならない」と述べた。

また「医療サービス水準は治療予防の基本手段である医療器機をどのように保障するかに大きくかかっている」「党が良質の注射器と点滴器機をより多く生産してわが軍人と人民に十分に行きわたるように必要な対策を講じてやる」と述べたという。

現地指導には、徐紅燦(ソ・ホンチャン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の両氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩元帥が大同江注射器工場を現地指導

【平壌9月24日発 朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、大同江注射器工場を現地で指導した。

金正恩元帥は、革命事績教育室と沿革紹介室を見て回った。

元帥は、事績資料を注意深く見て大同江注射器工場に宿っている金正日総書記の不滅の指導業績を感慨深く回顧した。

大同江注射器工場には総書記の崇高な人民愛が宿っているとし、工場の幹部と従業員は高い生産成果で総書記の不滅の業績を末永く輝かしていかなければならないと強調した。

金正恩元帥は、総合指令室、射出機室、組立場など各所を見て回り、生産状況と製品の質について具体的に調べた後、工場に提起される課題を提示した。

大同江注射器工場が受け持っている任務がたいへん重要であるとし、工場では生産を高い水準で正常化するだけでなく、製品の質を徹底的に保証し、注射器の多種化を実現するための闘争を力強く展開しなければならないと述べた。

大同江注射器工場で注射器の生産量を系統的に増やし、いろいろな用途に使われる相異なる規格の注射器と注射針を意のままに生産するには工場を知識経済時代の要請に即して現代化すべきであると指示した。

大同江注射器工場をわが国の医療器機工場のモデル、標準になるように現代化しようとするのが朝鮮労働党の意図だとし、工場を世界的水準の注射器工場に転変させなければならないと述べた。

大同江注射器工場の現代化でも自強力第一主義の旗印、国産化の旗印を高く掲げなければならないとし、工場の幹部、従業員が当該部門の科学者、技術者と創造的知恵を合わせてわれわれの力、われわれの技術で近代的な技術工程を整えなければならないと強調した。

医療サービス水準は治療予防の基本手段である医療器機をどのように保障するかに大きくかかっているとし、党が良質の注射器と点滴器機をより多く生産してわが軍人と人民に十分に行きわたるように必要な対策を講じてやると恩情深く述べた。

最新科学技術成果に基づいた近代的な医療器機生産拠点をより多く建設することをはじめ、チュチェの保健医療、人民保健医療の物質的・技術的土台を強化するために引き続き大きな力を入れることによって、わが人民が社会主義保健医療制度の恩恵を思う存分享受するようにすべきであるとした。

金正恩元帥は、大同江注射器工場の幹部と従業員が社会主義保健医療制度の優越性と威力を最大に発揮させることに積極的に寄与するとの期待と確信を表明した。

徐紅燦、趙甬元の両氏が同行した。

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