北朝鮮の金正恩党委員長が、朝鮮人民軍第810軍部隊傘下の第1116号農場を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が13日、報じた。

朝鮮人民軍傘下「第1116号農場」を現地指導した金正恩氏(2016年9月13日付労働新聞より)
朝鮮人民軍傘下「第1116号農場」を現地指導した金正恩氏(2016年9月13日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩最氏は農場で新しく育種したトウモロコシと陸稲の種子に関する報告を受けて訪ね、収穫した多収穫品種の農作物を見た。

また、「腕のようなトウモロコシと弾丸のように実った稲穂をはじめとする農作物を明るい微笑を浮かべて見ながら、本当にすばらしい、見ただけでも満ち足りるとし、この農場での成果を見る時には胸がさっぱりし、気持ちがよくなると述べた」と、同通信は伝えた。

朝鮮人民軍傘下「第1116号農場」を現地指導した金正恩氏(2016年9月13日付労働新聞より)
朝鮮人民軍傘下「第1116号農場」を現地指導した金正恩氏(2016年9月13日付労働新聞より)

さらに、「農場に提起される貴重な教えを与え、新品種のトウモロコシの名を自ら『ピョンオク9』号と命名した」という。

現地指導には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、呉秀容(オ・スヨン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、韓光相(ハン・グァンサン)の各氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩最高司令官が朝鮮人民軍第810軍部隊傘下第1116号農場を現地指導

【平壌9月13日発 朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長の金正恩・朝鮮人民軍最高司令官が、朝鮮人民軍第810軍部隊傘下第1116号農場を現地で指導した。

金正恩最高司令官は、農場で新しく育種したトウモロコシと陸稲の種子に関する報告を受けてたいへんうれしくて訪ねてきたとし、今年に収穫した多収穫品種の農作物を見た。

腕のようなトウモロコシと弾丸のように実った稲穂をはじめとする農作物を明るい微笑を浮かべて見ながら、本当にすばらしい、見ただけでも満ち足りるとし、この農場での成果を見る時には胸がさっぱりし、気持ちがよくなると述べた。

一生涯、人民の食糧問題、食の問題を解決するために雨の日にも、晴れの日にも農道を歩み続けた金日成主席と金正日総書記が新しく育種した多収穫品種の農作物を見たらどんなに喜んだことだろうかと胸熱く述べた。

金正恩最高司令官は、農作物試験および栽培田畑と温室などの各所を見て回りながら育種活動の状況を具体的に調べた。

農場でわが国の気候風土条件に合い、収量がとても高い密集型多収穫トウモロコシ品種を新しく育種したことに大きな満足の意を表した。

新品種のトウモロコシは背が低いので雨風によく耐えるばかりか、他のトウモロコシ品種に比べて生育期日が短いので穀物対穀物を主とする二毛作にもとても適合する品種であるとし、特に、ヘクタール当たりの収量は既成観念を超越すると述べた。

農場の幹部と研究者が長い間、苦心の探究と情熱を尽くして収量が高いながらも干ばつと病虫害をはじめとするいろいろな被害によく耐える優良品種の陸稲も育種したが、本当に大したことであると述べた。

新品種のトウモロコシと陸稲を育種した幹部と科学者、研究者の功労を高く評価し、彼らに感謝を贈った。

金正恩最高司令官は、近代的な温室で試験栽培しているいろいろな農作物も見て、第1116号農場の物質的・技術的土台をいっそう打ち固めてやろうとし、最先端技術が導入された近代的な温室を自身がもう一つ建設してやるという恩情深い言葉を述べた。

最高司令官は、農場に提起される貴重な教えを与え、新品種のトウモロコシの名を自ら「ピョンオク9」号と命名した。

肥料が少なく要りながらも安定した多収穫を出す品種、干ばつと雨風による被害、冷害と高温被害、病虫害に耐性の強い優良品種をより多く育種しなければならないと強調した。

金正恩最高司令官は、朝鮮人民軍第810軍部隊傘下第1116号農場の幹部と党員、勤労者が朝鮮労働党の種子革命方針の貫徹において旗手、先鋒隊としての誉れ高い使命と本分を全うするとの期待と確信を表明した。

黄炳瑞、呉秀容、趙甬元、韓光相の各氏が同行した。

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