言うまでもなく、これは北朝鮮の公式報道であり、登場した人々は当局から求められた「模範解答」を述べているだけである。北朝鮮は、外国製のドラマや映画をこっそり見ただけで酷い罰を受ける国だ。こんなところで「核!?とんでもないことですよ!」とか、「関係ねぇよ!」などと言おうものなら、政治犯収容所に送られるか公開処刑にされてしまう。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)それでも、彼らは頭の中の隅々まで恐怖に支配されているわけではない。自由にものを言える場面では自分の意見をハッキリ言うし、表現もけっこうユーモアやウィットに富んでいる。
(参考記事:金正恩氏が恐れる「北朝鮮ジョーク」の破壊力)では、核実験に対する北朝鮮国民のホンネはどのようなものか。