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ロシアのプーチン大統領は3日、ウラジオストクで開かれた東方経済フォーラムで「北朝鮮は国連安全保障理事会の決定を尊重、履行すべきで、挑発的な行動をやめるべき」「北朝鮮は正常な軌道に戻らなければならない」などと述べた。

一方、フォーラムに続いて行われた韓国の朴槿恵大統領との会談後の記者会見では、「(北朝鮮の)核保有の地位は容認できない」としながらも、「朝鮮半島の核問題は北東アジアで軍事と政治(の緊張)を緩和する枠組み内で解決すべきだ」と指摘。「軍事対立のレベルを下げる努力をしなければならない」と述べ、米軍の最新鋭高高度迎撃システム(THAAD 〈サード〉)の韓国配備問題に間接的に言及した。

これに対し、朴氏は「北の核とミサイルの脅威は、わずか数分の射程にあるわれわれにとっては死活問題」と強調。THAAD配備はあくまで自衛的措置であり、北朝鮮の核問題が解決すれば自国内にTHAADは必要はないとの姿勢を示した。