これには様々な理由があるが、食糧配給、医療、福祉、教育などのシステムが1990年代末の大飢饉「苦難の行軍」の頃に崩壊し、未だに再構築ができていないため、出産、育児を安心して行えない状況にあることが最も大きな原因だ。それが、軍隊に人員不足を生じさせるほどに深刻なレベルに達しているということだ。
また、苦難の行軍前後に生まれ育った世代は、満足な食事ができなかったため、体格が小さかったり、病弱だったりする。ところが、最近ではこのような若者でも徴兵されるようになっている。
しかし、待遇の改善は全くなされていない。
兵士の食糧は協同農場から供給されるが、凶作、交通インフラの未整備、横流しなどで、規定の量が守られず、栄養失調に陥る兵士が後を絶たない。