北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会は13日、米軍の最新鋭高高度迎撃システム(THAAD 〈サード〉)の韓国配備を阻止するため「全民族挙げての闘争を果敢に繰り広げるべき」とするスポークスマン談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は、THAADのレーダーが発する電磁波には「人体と周辺の環境に及ぼす致命的な害毒性」があると指摘。

韓国への配備は「南朝鮮人民の生命のためではなく、南朝鮮占領米帝侵略軍の保護用であり、朝鮮半島と北東アジア地域の覇権を追求する米国の侵略政策による災難の種である」と主張している。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮平和擁護全国民族委の代弁人全同胞は朴槿恵逆賊一味の「THAAD」配置妄動を粉砕するための全民族挙げての闘争を果敢に繰り広げるべきだ

【平壌8月13日発朝鮮中央通信】先日、朴槿恵が青瓦台に大邱・慶尚北道出身「国会」議員らを招き入れて「星州郡が推薦する地域があるなら、星州郡内の星山砲台でないほかの適合した地域があるか検討してみる」などと言った。

一方、朴槿恵の突飛な「第3地域検討」妄言によって混乱に陥ったかいらい国防部の連中は、それに対して「解明」するのに冷や汗をかき、上司である米国まで第3の候補地は承認しないと脅迫したので逆徒は泣き面に蜂というふうに辛酸をなめている。

朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは13日に発表した談話で、実際に、今回の逆徒の「第3地域検討」妄言は内外が一様に評しているように「THAAD」が人体と周辺の環境に及ぼす致命的な害毒性と南朝鮮全域に招かれる重大な破壊的悪結果を自分の口で認めたことにほかならないと主張した。

談話は、次のように指摘した。

知らずに犯した罪より知って犯した罪が何倍も大きいと言われるが、朴槿恵逆徒は南朝鮮人民はもちろん、全同胞の運命を米国の侵略政策のいけにえに供しようとする凶悪な目的の下、「THAAD」が百害あって一利なしということを知っていながらも、なんとしても民心をたぶらかして南朝鮮に引き込もうとさまざまな術策を弄している。

しかし、「THAAD」が南朝鮮人民の生命のためではなく、南朝鮮占領米帝侵略軍の保護用であり、朝鮮半島と北東アジア地域の覇権を追求する米国の侵略政策による災難の種であるということを絶対に隠すことはできない。

南朝鮮人民の生命はもちろん、全同胞の運命を重大に脅かし、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定を破壊する「THAAD」は、南朝鮮の地のどこに置いても、災難と不幸の禍根の塊としかほかにはなりえない。

無知無能極まりない朴槿恵が、星州郡住民をはじめとする南朝鮮の激怒した民心を「第3地域検討」という愚かな小細工で少しでも静められると考えたならば、文字通り天下の間抜けな売国奴としかほかには言えないであろう。

「THAAD」事態の唯一の解決策は、「第3地域検討」にあるのではなく、南朝鮮の人民に核災難を被らせようとする侵略的な「THAAD」配置の決定を全面白紙化し、今回の事態を招いた逆賊一味を民族の名で断固と埋葬することである。

戦争に反対し、平和を願う北・南・海外の全同胞は、民族と歴史に挑戦して希代の大逆罪を上塗りしている朴槿恵一味の「THAAD」配置妄動を粉砕するための闘いをより果敢に繰り広げていくべきであろう。---

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