北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は6日、米国が日米韓三角軍事同盟を構築してアジアと世界の制覇野望を実現しようしていると糾弾する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、米国が8億2000万ドル分の武器を日本に販売することを決定したことや在日米軍の迎撃ミサイルを韓国に投入したこと。さらに日本の海上自衛隊と大規模な合同掃海訓練を行ったことを例に挙げて、「米・日・南朝鮮の3角軍事同盟構築策動に拍車をかけるということである」と指摘した。

そのうえで、「3角軍事同盟を構築してそれをテコ、跳躍台にしてアジアと世界の制覇野望を実現しようというのが米国の下心である」と主張しながら「米国は日本、南朝鮮との無謀な軍事的共謀・結託策動がもたらす破局的結果について熟考し、分別のある行動のある行動を取るべきである」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」米・日・南朝鮮の3角軍事同盟構築策動を糾弾

【平壌8月6日発朝鮮中央通信】最近、米国が240余基の艦対空ミサイルを含む8億2000万ドル分の武器を日本に販売することを決定した。

これとタイミングを合わせて、在日米軍の「パトリオット3」迎撃ミサイル1個砲台を南朝鮮に投入して騒動を起こしたかとすれば、日本の海上「自衛隊」と大規模な合同掃海訓練を行った。

6日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これは朝鮮半島の情勢を最悪の危機へ導くことによって、北東アジア地域での米軍駐屯と武力増強の合法的な口実を設け、米・日・南朝鮮の3角軍事同盟構築策動に拍車をかけるということであると暴いた。

論評は、米国が久しい前から3角軍事同盟を構築して北東アジア地域で力の優位を占め、軍事的覇権を掌握して同地域諸国を圧迫けん制するため陰に陽に策動してきたとし、次のように指摘した。

最近、同地域諸国が影響力を強化して一連の国際問題の処理において米国と見解を異にする動きが著しくなった。

特に、わが共和国が核強国の前列に堂々と入ることによって同地域の勢力構図に大きな変化が起きた。

これに不安を感じた米国は、その活路を3角軍事同盟を構築し、ミサイル防衛(MD)システムを樹立して自国の覇権を強めることから見い出そうとしている。

3角軍事同盟を構築してそれをテコ、跳躍台にしてアジアと世界の制覇野望を実現しようというのが米国の下心である。

米国は日本、南朝鮮との無謀な軍事的共謀・結託策動がもたらす破局的結果について熟考し、分別のある行動を取るべきである。

    関連記事