欧州などの情報筋によると、正恩氏は、スイス留学経験があるからか、スイス産のエメンタールチーズの味が忘れられず、大量に輸入しているという。クロマグロといいチーズといい、コッテリした食事を好むようだが、だとすればあの太り具合も納得だ。
いずれにせよ、正日氏も正恩氏も北朝鮮の一般大衆が貧しい生活をしているなかで、贅を尽くしていることは間違いない。こうした金王朝の贅沢ぶりについて、「第2の藤本健二氏」と言える人物が重い口を開いた。
その人物とは、金正日氏の専属イタリアンシェフだったエルマンノ・フルマニス氏。
イタリアの「藤本健二」氏
フルマニス氏は、90年代の北朝鮮の大飢饉時に、飢餓に苦しむ人民大衆を救うために、北朝鮮にわたった。