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なかには、二重まぶたなどの「ヤミ整形手術」や、産婦人科医が個人宅に出向いて行われる「ヤミの中絶手術」まで登場。さらに、医大生たちが、夏休みや冬休みに入ると、大学の課題そっちのけで中絶手術のバイトに勤しんでいるという内部情報もある。

(参考記事:北朝鮮の医大生、学費と生活費を稼ぐため「中絶手術」のバイト

小麦粉を原料に

こうした医療崩壊という現実のなかで、現場の医師たちは献身的に診療に携わっていた。1993年に水因性の伝染病が流行したが、治療薬が不足していたため、国連から支援物資として入ってきた抗生物質の錠剤を溶かして注射薬を作り、動脈注射を行っていた。