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さらに、新浦級はSLBMを1発しか搭載できず、それでは戦力として貧弱すぎる。こう考えれば必然的に、北朝鮮はより大型の潜水艦を開発しているであろう、との分析が出てくるわけだ。

そして今回、大型の潜水艦用ドックの建設が捕捉されたことは、このような分析を裏付ける一種のハード・エビデンスと言えるだろう。

北朝鮮の新型潜水艦がいつ、その姿を現すのかが気になるが、いずれにしも、そのことは日本の安全保障にとって大きな意味を持つ。核ミサイルを搭載した北朝鮮の潜水艦は、日本海を活動エリアにすることになるからだ。