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韓国ではかねてから、北朝鮮がSLBMを3発搭載できる3000トン規模の新型ミサイル潜水艦を開発中であるとの見方が出ていた。

といっても、米国の偵察衛星などが建造の様子を捉えたわけではない。新浦級が事実上、実験用に特化されたものであるために当然、「新型が開発されているであろう」との観測・分析として語られていたのである。

弾道ミサイル潜水艦は本来、水深50メートルよりも深い位置からSLBMを発射できてこそ、行動の隠密性が保たれる。しかし現行の新浦級は、せいぜい水深15メートル前後からしか打ち上げられない。ミサイルを深いところから空中に打ち上げるには、より強い推進力が必要になるが、船体の小さな新浦級では、発射の際に生じる反動を受け止めきれないのだ。