北朝鮮の外務省のスポークスマン20日、朝鮮中央通信社とのインタビューを通じて、英国首相が「北朝鮮から核脅威を受けている」と発言したことを非難した。

同通信によると、外務省スポークスマンは、英国首相が議会で「ロシアと北朝鮮のような国々から実際の核脅威を受けている」と発言したことに対して「われわれの核兵器が英国に脅威になるということはそれこそ、理に合わない」と主張。

さらに「英国が去る1950年代の朝鮮戦争に軍隊を派遣したことによって両国が戦ったことはあるが、その後、われわれは相互尊重と平等に基づいて外交関係まで結んだので英国を敵と見なさない」と述べた。

そのうえで「われわれは、誰が何と言おうと、米国の核脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的核抑止力を引き続き強化していくであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省の代弁人 共和国の「核脅威」をうんぬんした英国首相の発言を非難

【平壌7月21日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは英国首相がわれわれの「核脅威」をうんぬんしたことに関連して20日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、英国首相は議会で行われた自国の新型戦略原子力潜水艦建造計画に対する表決を控えて、自国が「ロシアと北朝鮮のような国々から実際の核脅威を受けている」と発言した。

英国首相の発言は、驚かざるを得ない。

われわれの核兵器が英国に脅威になるということはそれこそ、理に合わない。

原潜を建造しようとするならそのまますることであって、口実がなくて数千キロも離れているわが国にかこつけるのは実に気恥ずかしいことである。

英国が去る1950年代の朝鮮戦争に軍隊を派遣したことによって両国が戦ったことはあるが、その後、われわれは相互尊重と平等に基づいて外交関係まで結んだので英国を敵と見なさない。

われわれが英国の核兵器をわれわれに対する脅威と見なさないように、英国もわれわれの核兵器を自国に対する脅威と見なす必要がない。

英国が現世代と次代を保護するために核兵器を必要とするのと同じように、われわれもやはり、米国がもたらしている極端で実質的な核戦争の危険から自分を守るために核抑止力を打ち固めているのである。

われわれは、誰が何と言おうと、米国の核脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的核抑止力を引き続き強化していくであろう。

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