北朝鮮の外務省の代弁人(スポークマン)は19日、朝鮮中央通信とのインタビューで、韓国駐在米大使が「F16戦闘機に乗って上空を飛び回った妄動を働いた」と非難した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

スポークスマンは、「名目上、外交官という者が職分にもふさわしくなく戦闘機に乗って飛び回った事実は、米外交官はみなが徹底した戦争屋だということを自ら証明したことになる」と指摘。

そのうえで、「われわれは米国のこれらの動きを鋭く注視しており、米国の日を追って増大する核戦争の脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的核対応措置をより度合い強く取っていく」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人が戦闘機に乗って飛び回った南朝鮮駐在米大使の妄動を糾弾

【平壌7月19日発朝鮮中央通信】共和国外務省のスポークスマンは、南朝鮮駐在米大使が戦闘機に乗って南朝鮮の上空を飛び回ったことに関連して19日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

去る12日、南朝鮮駐在米大使が南朝鮮駐在米第7空軍所属F16戦闘機に乗って南朝鮮の上空を飛び回る妄動を働いたという。

精神病者でなくては思いもよらないならず者行為だと言わざるを得ない。

名目上、外交官という者が職分にもふさわしくなく戦闘機に乗って飛び回った事実は、米外交官はみなが徹底した戦争屋だということを自ら証明したことになる。

米国の日を追って露骨になる対朝鮮敵視策動と核脅威によって朝鮮半島に核戦争の暗雲が重く垂れ込んだ現時点で、米国の対朝鮮政策の作成と実行に直接関与している南朝鮮駐在米大使が戦闘機に乗って飛び回ったこと自体がきわめて意味深長なことである。

看過できないことは、このような妄動が米国が原潜とB52H戦略爆撃機編隊など戦略資産を南朝鮮に次々と投入したのに続き、高高度ミサイル防衛(MD)システム「THAAD」を南朝鮮に配備することを公式に決定したことと時を同じくして働かされたことである。

スポークスマンは、われわれは米国のこれらの動きを鋭く注視しており、米国の日を追って増大する核戦争の脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的核対応措置をより度合い強く取っていくと強調した。

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