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中朝国境に面した会寧では、市民の多くが中国キャリアの携帯電話を使っている。商売に欠かせないからだ。こんな状況が続くことから、「次は自分の番かもしれない」と萎縮し、商活動も停滞せざるをえない。

当局は同様の理由で、送金ブローカーの取り締まりを進めている。そのため、韓国に住む脱北者からの送金が滞り、外貨不足に陥っている。中国から輸入した商品の決済ができなくなり、輸入が減り、物価が上昇している。地域経済に悪影響が出ると、保衛部もかすめ取る利益が減ることになるのだが、中央の意向には逆らえないようだ。