北朝鮮の外務省米国研究所の代弁人(スポークスマン)は17日、朝鮮中央通信社とのインタビューを通じて、米ハワイ州ホノルルで日米韓3カ国外務次官協議(日本時間15日)が開かれたことを非難した。

同通信によると、スポークスマンは3カ国協議に対して「朝鮮半島とその地域でミサイル防衛(MD)システムの樹立と3角軍事同盟の作り上げを現実化することによって、地域内の軍事的覇権を裏付けようとするのは以前から抱いてきた米国の野望である」と指摘。

そのうえで「朝鮮半島と北東アジア地域、そして世界的範囲で核戦争の危険を根源的に取り除くためのわれわれの自衛的核抑止力強化措置は続くであろうし、質量共により高い水準で実行されるであろう」と強調した。

日米韓3カ国外務次官協議では、北朝鮮による核・ミサイル開発について「断じて容認できない」との立場を再確認しながら、ミサイル防衛などの協力を強化し、国連安全保障理事会決議の厳格な履行を各国に促していくことで一致していた。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省米国研究所の代弁人 第4回3者外務次官協議を行った米国の下心を暴露

【平壌7月17日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省米国研究所のスポークスマンは、最近、米国のハワイで米国と日本、南朝鮮かいらいの間で3者外務次官協議が行われたことで17日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

周知のごとく、米国は最近、原潜と戦略爆撃機をはじめ核打撃手段を次々と朝鮮半島に送り込んで朝鮮半島と地域の情勢を戦争の瀬戸際へ追い込んでいる。
このような中、米国は14日に日本と南朝鮮かいらいをハワイに呼んで、第4回3者外務次官協議というものを行った。

言うまでもなく、米国は今回も紋切り型のわれわれの「脅威」うんぬんを並べ立てて、自分らの手先らの安保のために必要な措置を引き続き講じていく、などと公約した。

米国と日本、南朝鮮間のミサイル警報訓練が今しがた行われた所で、またもや3者協議が行われたのは理由なきことではない。

朝鮮半島とその地域でミサイル防衛(MD)システムの樹立と3角軍事同盟の作り上げを現実化することによって、地域内の軍事的覇権を裏付けようとするのは以前から抱いてきた米国の野望である。

米国のMDシステム樹立策動と3角軍事同盟作り上げ企図は、地域内の戦略的バランスを破壊して新たな冷戦構図を形成し、朝鮮半島とその地域で核戦争を招きかねない危険極まりない行為である。

南朝鮮に対する「THAAD」配備の決定によってMDシステム樹立の土台を築いた米国は今、手先らをより強く握りしめて3角軍事同盟を作り上げることに本格的に取り掛かろうとしている。

今回の3者外務次官協議は、地域と世界に対する軍事的覇権野望をなんとしても実現しようとする米国の企図があらわになった契機である。

米国と手先らの共謀策動によって新たな冷戦構図が形成され、核戦争の危険が濃くなっている朝鮮半島と北東アジア地域の情勢発展に世界は当然な注意を払うべきであろう。

すでに闡(せん)明したように、朝鮮半島と北東アジア地域、そして世界的範囲で核戦争の危険を根源的に取り除くためのわれわれの自衛的核抑止力強化措置は続くであろうし、質量共により高い水準で実行されるであろう。

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