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当局からは「追悼行事に一人残らず参加せよ」との指示が下されたが、「市場で商売しなければ死んでしまう」という理由で、幹部にワイロをつかませたり、コネを使うなどの手段を使って、行事に参加しない人がますます増えている。

こうした風潮について、金正恩党委員長が、体制の安定に自信を持ち、金日成氏、金正日氏のくびきから逃れようとしているのではないかという見方もある。

ただし、北朝鮮当局が「金日成氏追悼行事の欠席」を公式に認めたわけではない。遺訓政治が基本中の基本である北朝鮮では、金日成氏、金正日氏の「業績」を公式に否定、批判することは絶対にありえない。