北朝鮮の金正恩党委員長が、白頭山建築研究院を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が14日、報じた。

白頭山建築研究院を現地指導した金正恩氏(2016年7月14日付労働新聞より)
白頭山建築研究院を現地指導した金正恩氏(2016年7月14日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は「労働党時代とともにとわに輝く建築物、主体性、民族性、独創性、現代性が徹底的に具現された建築物を創造するための闘いを力強く展開しなければならない」と主張した。

また、「健康建物、緑色建物、ゼロエネルギー・ゼロ炭素建物、多機能化の建物などをより多く、より立派に建設するために積極的に努めるべきである」としながら「朝鮮労働党が最新型コンピュータをはじめとする近代的設計手段を送ってやる」と述べたという。

白頭山建築研究院を現地指導した金正恩氏(2016年7月14日付労働新聞より)
白頭山建築研究院を現地指導した金正恩氏(2016年7月14日付労働新聞より)

現地指導には、国務委員会の馬園春(マ・ウォンチュン)設計局長が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩元帥が白頭山建築研究院を現地指導

【平壌7月14日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、白頭山建築研究院を現地で指導した。

金正恩元帥は、革命事績教育室、革命事績物保存室、沿革紹介室を見て回った。

金正恩元帥は、白頭山建築研究院を現地で指導する金正日総書記の写真を深い感慨の中で眺め、貴重な事績物ごとにはチュチェの建築発展のためにささげてきた総書記の指導の歴史が凝縮していると述べた。

白頭山建築研究院のような建築創作研究拠点を手間をかけて築くようにし、チュチェの建築の発展方向を明示した総書記の指導を抜きにしてはこんにち、この地で開かれている建設の最盛期、大繁栄期について考えられないとし、われわれはいつも総書記の業績を忘れてはいけないと強調した。

金正恩元帥は、建築科学技術成果展示場、建築設計研究室、情報資料研究室などの各所を見て回りながら同研究院に提起される課題を提示した。

白頭山建築研究院の幹部と設計士、建築家、研究者が朝鮮労働党のチュチェの建築美学思想と建設政策でしっかり武装し、労働党時代とともにとわに輝く建築物、主体性、民族性、独創性、現代性が徹底的に具現された建築物を創造するための闘いを力強く展開しなければならないと述べた。

建築は高度の芸術であると同時に、国と民族の文明水準と国力を見せる重要な尺度だとし、設計士、建築家はわが社会主義祖国の輝かしい明日を描いて培う美術家、園芸師という崇高な自覚を抱いて党の建設構想と人民の理想を反映した設計を最上の水準で円滑に保障すべきであると強調した。

設計士、建築家、研究者は、建築設計における類似と反復を徹底的に排撃し、健康建物、緑色建物、ゼロエネルギー・ゼロ炭素建物、多機能化の建物などをより多く、より立派に建設するために積極的に努めるべきであると述べた。

白頭山建築研究院で仕上げ建材の国産化比重を最大に高めるための活動、建材品の多様化・多種化・多色化を実現するための活動、建築において新しい分野を切り開くための活動、設計士、建築家の創作技量を高めるための活動、世界の建築資料をより多く構築するための活動に大きな力を入れなければならないと述べた。

白頭山建築研究院の設計手段をより現代化すべきであるとし、設計の科学性、正確性、迅速性を高い水準で保障できるように朝鮮労働党が最新型コンピュータをはじめとする近代的設計手段を送ってやるという恩情のこもった言葉を述べた。

金正恩元帥は、白頭山建築研究院に対する朝鮮労働党の期待は実に大きいとし、幹部と設計士、建築家、研究者が自分らに課された重大かつ栄誉ある使命と本分を全うするとの期待と確信を表明し、彼らと共に記念写真を取った。

国務委員会の馬園春設計局長が同行した。

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