その一方で、バス及びソビ車は、鉄道運賃ほどの上がり幅にはならないと見る向きもある。バスの路線網は、電力難で運行されていなかった鉄道を補完する形で、路線網が急速に拡大したという経緯があるからだ。

元山の情報筋は「中国のように実名制を導入してダフ屋対策を取ったのならともかく、何もせずに運賃だけ値上げするのはひどい」と嘆いている。この「実名制」とは次のようなものだ。

かつての中国で、鉄道の切符を買うことは大仕事だった。切符売り場に半日並ばされた挙句、発売当日なのに売り切れていて買えないこともしばしばあった。ダフ屋が横行していた上に、地域の共産党幹部がコネで切符を買い占めていたからだ。

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