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北朝鮮メディアは、金正恩氏と李雪主(リ・ソルチュ)夫人だけが錦繍山太陽宮殿を訪れたと伝え、軍幹部を含め、随行者と参拝した様子は報じなかった。今年4月15日の太陽節には、従来と同じく軍服姿の朝鮮人民軍メンバーと参拝。2月の異例の参拝は、一時的なものかと思われた。

軍にも血の粛清

しかし、今回の金日成氏の命日の参拝には、朝鮮労働党中央委員会の各副委員長のみが随行し、軍服姿の軍人は一人も見られなかった。本日付(7月8日)の労働新聞1面に掲載された写真を見て欲しい。朝鮮労働党政務局(旧書記局)のメンバー10人のみが人民服で参拝している。

写真左から金英哲(キム・ヨンチョル)、呉秀容(オ・スヨン)、金平海(キム・ピョンヘ)、金己男(キム・ギナム)、崔龍海(チェ・リョンヘ)、金正恩(キム・ジョンウン)、崔泰福(チェ・テボク)、李スヨン、李萬建(リ・マンゴン)、郭範基(クァク・ポムギ)の各氏
写真左から金英哲(キム・ヨンチョル)、呉秀容(オ・スヨン)、金平海(キム・ピョンヘ)、金己男(キム・ギナム)、崔龍海(チェ・リョンヘ)、金正恩(キム・ジョンウン)、崔泰福(チェ・テボク)、李スヨン、李萬建(リ・マンゴン)、郭範基(クァク・ポムギ)の各氏

この中で軍出身者は金英哲氏だけだ。つい先日、筆者は本欄で「人民武力部」が「人民武力省」に改称され、事実上の格下げを指摘していが、こんなところにも、朝鮮人民軍の威信低下が示されていたのだ。