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新義州の各職場では、従業員をのべつ幕無しに勤労動員や農村支援に送り込むのではなく、5~6つのグループに分け、交代で行かせている。そのため、動員のない日には、娯楽施設などで暇をつぶすという。

また、銭湯、サウナ、マッサージ、休憩室、食堂などを完備した北朝鮮版スーパー銭湯「蒼光院」を訪れる人も多い。銭湯と理髪室を使うと5ドル(約534円)ほどになる。

一般庶民にとって、娯楽施設が増えるのは実に喜ばしい話だ。一方、トンジュたちのレジャー利権をめぐる争いは熾烈で、衝突が絶えないという。

中央は「200日戦闘だ!」と騒ぎ立てているが、トンジュは金儲けに勤しみ、庶民らは、適当に動員を済ませて、遊びに興じているのが実情だ。