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当局は、不満を押さえつけるため、締め付けを強化しているようだが、住民の間からは不満が噴出。70日戦闘がようやく終わったと思いきや、またすぐに農村支援戦闘が始まり、休む暇もないからだ。「どうせ協同農場のコメは、両班(ヤンバン、貴族の意)の口にしか入らないのに」とお上を批判する人もいる。

一方の農村でも不満の声が上がっている。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の農業関係者が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、農村で人手が必要なのは、春ではなく秋だ。

都会から支援にやって来た人々はやることがなく、酒を呑んだり、トランプに興じたりする。そんな支援者の宿泊費、飲食費は現地の農民が負担させられ、秋の分配からは支援者の分け前を控除される。さらには、支援に来て食糧を盗む輩もいる始末だ。