北朝鮮で開かれている朝鮮労働党第7回大会3日目の8日、大会の決定書が採択された。

決定書では、経済建設と核戦力建設を並進させる路線を継続していくことを明記。また、金正恩氏を「チュチェ革命の最高の首位に高くいただいてわが人民の革命闘争と建設事業を勝利の道に確信を持って導いていく」など、朝鮮労働党の最高位として位置づけることを強調した。

南北関係においては、「連邦制統一を主張し、平和統一のためにできる限りの努力を尽す」としながらも「南朝鮮当局が不当極まりない『体制統一』を固執してあくまでも戦争の道を選ぶなら、正義の統一大戦で反統一勢力を無慈悲に一掃して同胞の悲願である祖国統一の歴史的偉業を成し遂げる」と述べた。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮労働党第7回大会の決定書を採択

【平壌5月8日発朝鮮中央通信】8日に行われた朝鮮労働党第7回大会の第3日会議では、決定書「朝鮮労働党中央委員会の活動総括について」が採択された。

決定書は、金正恩元帥が行った党中央委員会の活動報告を朝鮮労働党と革命発展の輝かしい前途を明示した不滅の旗印に、チュチェ革命の百年の大計の進路を開いた偉大な綱領に受け止めて全幅的に支持、賛同した。

朝鮮労働党第7回大会は、金日成主席と金正日総書記を朝鮮労働党の永遠なる領袖に高くいただいて金正恩元帥の指導に従って全社会の金日成・金正日主義化偉業と祖国の統一、世界の自主化偉業の勝利を早めていく確固不動の決意を表明した。

全社会の金日成・金正日主義化を力強く進めて政治的・軍事的・経済的威力を全面的に拡大、強化する。

各部門で主席と総書記の遺訓を貫徹し、朝鮮労働党と国家、軍隊を永遠に金日成・金正日同志の党・国家・軍隊に強化発展させていく。

政治・軍事強国の地位を強固にし、科学技術強国と経済強国、文明強国の頂上に勝利の旗をひるがえす。

社会主義建設の総路線と自強力第一主義を恒久的な戦略的路線にとらえて、社会主義強国の建設において偉大な勝利を収め、全社会を金日成・金正日主義化する歴史的偉業を立派に実現していく。

短期間に国の科学技術の発展において新しい飛躍を遂げ、科学によって興る時代を開いて社会主義の建設において革命的転換をもたらす。

人民経済発展のための段階別戦略を科学的に現実性あるものに立てて狂いなく執行し、差し当たり、2016年から2020年までの国家経済発展5カ年戦略を徹底的に遂行する。

社会主義文明強国の建設を推し進めて、全人民を豊かな知識と高い文化的素養を身につけた社会主義建設の力強い担当者に育て、人民に裕福かつ文化的な生活を思う存分享受できる条件と環境を与える。

全軍の金日成・金正日主義化を恒久的に堅持すべき軍建設の総体的任務として受けとめて、それを徹底的に遂行する。

連邦制統一を主張し、平和統一のためにできる限りの努力を尽すが、南朝鮮当局が不当極まりない「体制統一」を固執してあくまでも戦争の道を選ぶなら、正義の統一大戦で反統一勢力を無慈悲に一掃して同胞の悲願である祖国統一の歴史的偉業を成し遂げる。

民族自主の旗印、民族大団結の旗印を高く掲げて進み、朝鮮半島の恒久平和を保障し、連邦制方式の統一を実現するために積極的に努力することによって、全同胞が願う自主的で繁栄する統一強国を一日も早くもたらす。

自主、平和、親善の理念を対外活動の確固不動の指針とし、共和国の自主権を尊重し、われわれを友好的に遇する世界各国との善隣・友好、親善・協力関係を拡大、発展させ、地域の平和と安全を守り、世界の自主化を実現するために積極的に努力する。

朝鮮労働党と共和国政府は情勢がいかに変わっても、周辺関係がいかに変化しても自主、先軍、社会主義の不変の針路に沿って真っ直ぐに進み、自主と正義の守護者として世界の自主化を実現するための闘争において先駆的な役割を果たす。

米国によって強要されている核戦争の危険を強力で威力ある核抑止力に依拠して根源的に終息させ、地域と世界の平和を守るための闘争を力強く展開していく。

帝国主義の核脅威と専横が続く限り、経済建設と核戦力建設を並進させるという戦略的路線を恒久的にとらえて自衛的な核戦力を質量共にいっそう強化していく。

共和国は責任ある核保有国として、侵略的な敵対勢力が核でわれわれの自主権を侵害しない限り、すでに闡(せん)明した通りに先に核兵器を使用せず、国際社会に担った核不拡散義務を誠実に履行し、世界の非核化を実現するために努力する。

朝鮮労働党と共和国政府は、自主を志向し、正義を愛するすべての国、民族と思想と体制の差にかかわらず団結して協力し、たとえ過去にはわれわれと敵対関係にあったとしても共和国の自主権を尊重し、われわれを友好的に遇する国々とは関係を改善し、正常化していく。

朝鮮労働党を金日成・金正日同志の党に絶えず強化発展させ、党の指導的役割をあらゆる面から強化して、全社会を金日成・金正日主義化するための歴史的闘争に新しい転換をもたらす。 決定書は、朝鮮労働党は金正恩元帥をチュチェ革命の最高の首位に高くいただいてわが人民の革命闘争と建設事業を勝利の道に確信を持って導いていくと強調した。

また、朝鮮労働党第7回大会は全党と全人民が金正恩元帥の周りに固く団結して金日成・金正日主義の革命的旗印を高く掲げて党の強化発展と社会主義偉業の達成のために、祖国の自主的統一と世界の自主化偉業の実現のために総攻撃戦、総突撃戦を力強く展開していくとの確信を表明した。

    関連記事