36年ぶりの朝鮮労働党第7回大会を控えて、北朝鮮では「70日戦闘」という大増産運動が展開されている。大きな成果を出してから、労働党大会を成功させようという北朝鮮恒例の筋書きだ。また、こういう運動を通じて、住民を統制する狙いもある。党大会のみならず、北朝鮮のイベントは住民にとっても負担が大きく不満が出やすいからだ。

北朝鮮庶民からすれば、面倒きわまりない。普段の生活も苦しいなか、大会のための運動や奉仕活動に時間を奪われ、市場で商売する時間が減るからだ。

こうした事情は、庶民だけでなく、企業所といわれる会社も同じだ。

正月から「人糞集め」

北朝鮮の労働新聞は今月20日「南興肥料工場(青年化学連合企業所)が、『70日戦闘』が始まって以降、1日平均640トンの肥料を生産し、目標を440トンも上回った」と伝えた。毎日の稼働なら23万3000トンになる。