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北朝鮮の最高裁は29日、スパイ容疑で拘束していた韓国系米国人男性の金東哲(キム・ドンチョル)氏に10年の労働教化刑を言い渡した。朝鮮中央通信が報じた。

金氏は中国の吉林省延吉市から北朝鮮の羅先市に通勤し、貿易やホテル運営を行う会社を経営していたとされる。北朝鮮が4回目の核実験を行った後の1月11日、米CNNテレビが拘束の事実を報道。3月には北朝鮮当局が外国メディアなどを集めて行った平壌での記者会見で、自らの罪を認めていた。

同通信は、「被告は、朝鮮に対する敵対感を持って共和国の最高の尊厳と政治体制を悪らつに謗り、体制転覆のために策動し、南朝鮮のかいらいに朝鮮の党・国家・軍事機密を収集、提供する国家転覆陰謀行為とスパイ行為を働いた犯罪事実について全部認めた」としている。

同通信の報道全文は次のとおり。