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情報筋によると、地方からも国家安全保衛部(保衛部=秘密警察)の関係者が大挙動員され、平壌市内のいたるところで警戒に当たっているという。

地下鉄駅の改札付近では、保衛部が少しでも怪しいと思った人を次から次へと連行し、身分証と荷物の検査を行っている。さらに、道端の森やマンホールに身を潜めている要員までいる。金日成氏、正日氏の銅像などの革命史跡はもちろん、遊園地などの娯楽施設に至るまで、市内は秘密警察だらけだという。

地方政府も、工場や人民班(町内会)を通じて住民を動員し、朝から晩まで銅像、革命史跡、町の入口などで二人一組で警備に当たらせている。